今回は、大阪府地区からの話題です。

不動産コンサルティングフォーラム2010開催

■2011年度 不動産コンサルティングフォーラムのご案内はこちらから
7月14、15日、大阪府不動産コンサルティング協会(林青妤会長)は、京都府不動産コンサルティング協会と大阪不動産コンサルティング事業協同組合との協賛により、日本で一番長い商店街として有名な天神橋筋商店街に面した「大阪市立住まい情報センター」で、不動産コンサルティングフォーラム2010を開催し、初日約90名、2日目約50名の延べ約140名が参加しました。
 
不動産コンサルティングフォーラムは、今年が第4回目で、毎年着実に受講者を増やしており、全国各地の不動産コンサルティング技能登録者や、不動産コンサルティングに興味を持ち地元で不動産業務に携わる方などに多く参加して頂いています。また、今回はJRECAの後援を得たことにより、さらなる飛躍が期待されました。
林青妤会長の挨拶に始まり、初日は、久保公人氏(ORCA)による「宅地建物取引業法37条書面の疑問」、西村孝平氏(KRCA)の「京宿家」、池上佳代子氏(ORCA)の「本人確認(人と意思)の困った事例、登記原因証明情報について」、丸岡祐次氏(ORCA)の「借地権価格の変化(大阪に於ける地主・借地権者の意識変化について)」、小川哲夫氏(ORCA)の「資産デフレ下の借地権」の5セミナーを開催しました。 懇親会で参加者の方々との友好を深めた後の二日目は、荻野信義氏(大阪コンサル組合)の「組合コンサル事例発表・古民家再生事業(寝屋川)」、妹尾和江氏(ORCA)の「耐震住宅について」の2セミナーを開催、両日で、本会メンバーと協賛団体講師による過去最多の7セミナーになりました。 さらに、財団法人不動産流通近代化センターから教育事業部審議役の並木英司氏がご参加下さり、「不動産コンサルティング技能登録制度の現状と今後」についての特別講演を行なって頂きました。
全ての講演の終了後、米田淳副会長から「国土交通省並びに内閣府、大阪府、大阪市等の地方公共団体、また在阪鉄道会社等に対し、不動産のスペシャリストとして提言活動も引続き行うこと、また、メンバーによる出版活動への支援」など当協会の今後の活動予定を説明があり、閉会しました。
当会では、不動産コンサルティングセミナーをはじめとした不動産コンサルティングの情報発信、研修会や研修会、不動産流通近代化センターとのタイアップ事業、国・地方公共団体、各種関連団体等との関わりを通じて、引き続き会員の不動産コンサルティング技能の研鑽と不動産コンサルティングの地位向上に寄与していきたいと考え、着実に実践していきます。
今回の不動産コンサルティングフォーラム2010に参加して下さった方の中から、まずは新たに3名の会員が加わったことをお伝えして、大阪からの便りと致します。
平成22年7月17日 大阪府不動産コンサルティング協会

「林青妤大阪府不動産コンサルティング協会会長挨拶」
皆様こんにちは。会長の林でございます。
本日は暑い中、この様に多数の方にフォーラム2010にご参加頂きまして、有難うございます。私共のこのフォーラム、今年は全国不動産コンサルティング協会から、ご後援を頂き、また協賛として、京都府不動産コンサルティング協会と大阪不動産コンサルティング事業協同組合から講師陣に加わって頂いております。ご尽力頂きました「京都府不動産コンサルティング協会 岡本会長様、大阪不動産コンサルティング事業協同組合の菅野理事長様」のお二方共、この会場にお越し頂いておりますので、この場をお借りして感謝申し上げます。「ありがとうございました。」

私共、大阪府不動産コンサルティング協会は、今年で設立16年目となりますが、毎月研修会を行っておりまして、早いものでその回数が来年の秋頃にちょうど200回を数えることになるようでございます。また、この研修会とは別に、各分野別グループ研究会の活動もしております。
一年間を通して行われるこれらの活動の中から、教育研究部会と事業部会とが中心となりまして、このフォーラムを企画し、毎年開催しておりまして、今回はその4回目となります。今回発表されますテーマはそれぞれに興味深いものになると存じますが、中でも明日発表の「寝屋川の古民家再生事業」につきましては、この16年間の研修会や分野グループ研究会を通じて、生まれてきたものが実を結んでひとつの形になったと言えるのではないかと思っております。この事業は国土交通省、その他各方面からモデルケースとして注目されております。

今日と明日、このフォーラム2010で発表されます内容は、正に、私共協会の16年間の集大成ともいうべきものになるかと存じます。この2日間のフォーラムが、皆様の日頃の業務の一助になりますようにとお願いいたしまして、ご挨拶とさせて頂きます。
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